ふくろう薬局ブログ

患者様との体験談

妊婦さんの風邪に”香蘇散”

 妊婦さんや授乳をされている方への投薬は、薬剤師の腕の見せどころではないでしょうか?

薬学的知識を存分に使って、安心して服薬していただけるようにしたいですよね。

前回も似たケースで、授乳されている方の便秘に”桃核承気湯”を使用した例をご紹介しました。

今回のケースは妊婦さんの風邪です。

ドラッグストアに風邪の相談に伺ったところ、葛根湯を勧められたそうです。

「むむっ!!」

確かに、風邪の引き始めには葛根湯、、、有名なワードですよね。

だからといって、何でもかんでも葛根湯は間違いです!!今回は「妊娠されている」というのがポイントです。

葛根湯の構成生薬には、麻黄(エフェドリン)が含まれています。

エフェドリンは末梢の循環を損なわせ、胎盤への血流を留めてしまう可能性があります。

またエフェドリンは発汗作用を示し、妊娠中の母体は虚証のため、過度の発汗や瀉下、利尿は避けることが原則です。

つまり、実証向きの生薬なんです。

私は、香蘇散をオススメさせていただきました。

香蘇散は、

香附子(こうぶし)、紫蘇葉(しそよう)、生姜(しょうきょう)、甘草(かんぞう)、陳皮(ちんぴ)

の五味から構成され、いずれも気の巡りを良くする生薬です。

香附子はハマスゲという植物の根茎で気を補う力があるとされています。

これ以外は、皆さまの日常でおなじみの食材ばかりですよね(^^)

妊娠されている方への処方例やエビデンスも多く、安心して使用ができる漢方薬の一つかと言えます。

また、妊娠中のつわりや気分の浮き沈みにも効果が期待でき、ある意味では一石二鳥。

葛根湯は返品していただくことに・・・

産後の便秘に”桃核承気湯”

みなさん、こんにちは(^_-)-☆

今回は久しぶりに、患者さんとの体験談を紹介したいと思います。

その方は4人のお子様を持つ女性です。4人目のお子様は産まれたばかりで生後2か月。

私も赤ちゃんを見せて頂きましたが、すごくかわいかったです(#^^#)完全なパパ似だそうです~☆

さて本題へ。

出産後ずっと悩ませられているのが、赤ちゃんの夜泣きではなく便秘だそうです。

今まで医師が処方する薬を一通り使用したもののあまり効果がなく、

漢方相談の幟が目に留まり入ってみることにしたそうです。

便秘もいろいろ原因があるかと思いますが、妊娠や出産のワードが出ていたので、

ホルモンバランスが乱れているのかな・・・?と考えました。出産後はいろいろとストレスがかかりますしね。

候補としては、桃核承気湯or桂枝茯苓丸かな???

どちらを使用するかの判断で重要なのが「熱感」です。

便の状態や下腹部の冷え具合を確認した上で、桃核承気湯を試してもらうことにしました。

ただ桃核承気湯の授乳中の方への投与は、赤ちゃんがお腹を下してしまう恐れがあります。

そのあたりは慎重にお話しをさせて頂きました。また甘草を含むので長期の服薬にも注意が必要ですね。

桃核承気湯、もちろん効果てき面でした(^^)/現在は医師処方の薬とバランスを取って服薬をして頂いております。

体の冷え専門相談サービスから見えた、防己黄耆湯の力

当薬局は、”体の冷え専門相談サービス”を行っております。

体の冷えは、東洋医学の中でも重要な分野だと感じています。西洋医学には、体の冷え≒冷え性、という概念はありません。現に、冷え性に適応のある薬はなく、使われるとしたら漢方薬が多いというイメージがありますよね。体の冷えが原因で現れる症状はたくさんあります。今回は、むくみを訴えられて相談に来られたお客様に、防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)を使用した例を紹介します。

むくみは「水腫」と呼ばれ、「水(すい)」が停滞した状態と考えます。体内の水分代謝(呼吸、循環、排泄)は、消化器、呼吸器、泌尿器のはたらきにより調整されています。そのため、「水(すい)」を動かす原動力となる「気」が不足すると、むくみやすくなります。漢方でいうところの停滞した「水(すい)」は、体を冷やすため代謝が低下しやすくなり、肥満の原因にもつながる場合があります。

当薬局では、まず来られた方にヒアリングシートを使い質問にお答えしていただき、東洋医学的に言う、気・血・水、どれが影響を及ぼしているかを探っていきます。その後に、体の内部体温を測っていただきます。こうして得られた情報をもとに、その方に合う漢方薬をチョイスします。ヒアリングの結果、この暑さで胃腸機能が落ちていること、過剰な水分摂取が原因で水が体に停滞していること、この2点がむくみに繋がっているのだろうと判断し、患者様の体質や肌色、背景から防己黄耆湯を3日分試していただくことにしました。3日間の服用後ご来局され、「ふくらはぎと足首の状態が変わった」とご報告が!!3日で効果があるのに驚かれ、その後も念のため服用を続けていただくことになりました。

「防已黄耆湯」は、消化吸収を助けながら、余分な「水(すい)」をとり除き、全身の機能を高める処方です。矛盾するようですが、胃腸がきちんと機能することによって、体に必要なエネルギーをつくり出し、消費することができるようになります。余分な水分を排泄することで、むくみを改善することができます。 

お体の不調を感じていたら、ぜひ一度、ご来局くださいませ(^_-)-☆

妊婦さんにプライケアEizの使用

 以前このブログに、プライケアEizがおススメですよ(^^)/という内容を掲載させていただきました。

今回はその2回目で、妊婦さんに対して使用した例を掲載します。

プライケアEizは成分は”メロン抽出物”と”小麦”なので、

メロンと小麦にアレルギーが無ければ、万人に使用できる優れもの。

人間がもともと備えている活性酸素を除去する能力を高めることが、この商品のポイントです。

今回はご主人から、妊娠しながらも毎日仕事をしている奥さんに、何かいいものは無いか相談を受けました。

仕事や家事、育児に毎日頑張っている奥さんを優しい旦那さんが気遣い、疲労をなるべく軽減させてあげたいとのこと。

妊婦さんや授乳しているお母さんに対しては、どの医薬品もお子さんに影響は無いか気を配るもので、

我々薬剤師の重要な判断ポイントです。

この相談に対して私は、プライケアEizを勧めました。理由は1点に尽き、

「妊婦さんにでも安心して使用できること」です。

初めは試供品を試していただき、その後ご購入に至りました。

今は、プライケアEizのお陰で大変な今でも乗り切れているようです。

是非とも、元気な赤ちゃんを産んでもらいたいと思います!!

プライケアEizには様々なエビデンスがあり、効果も実証されている面があります。

当薬局で1番おススメしている商品です。

ウィルス性いぼに紫雲膏を試した事例

こんにちは(^^)

今日は、ふくろう薬局で実際に相談を受けた事例を紹介したいと思います。

ウィルス性イボに罹患し、皮膚科を受診していた女の子のお母さんが相談にいらっしゃいました。

皮膚科では、液体窒素でイボを焼いたり、薬を服用して治療を行っていたそうですが、

なかなか改善しなかったそうです。

そんな中、何かいい方法はないかと相談を受けました。

私は、中からのアプローチよりも、外からのアプローチの方がいいのでは?と考え、「紫雲膏」を勧めました。

内服薬で中から効かすよりも、外用薬を直接患部に使用して緩和するという例が多いからです。

あまりウィルス性イボに紫雲膏を使う例は少ないですが、使用例は無くはないようですね。

効果が出るのは月単位だろうなと予想していたのですが、

「2週間ほど使用したらイボがポロッと取れました!」と連絡がありました。

お母さんも私も嬉しかったですね(*^_^*)心配なので、もう少し紫雲膏を使ってみるとのことでした。

紫雲膏は江戸時代の医師、華岡青州が創案した薬で、現代でも使用されている歴史ある薬です。

火傷や切り傷、ひびなど、多くの皮膚症状に使いますが、今回のようなケースでも効果があるのだと実感しました。