【薬食同源レシピ】寒暖差の季節に温かな牛すね肉のビーフシチューとトマトのみじん切り
いつものごはんが、明日の元気をつくる。
朝晩の寒暖差が大きくなる秋。そんな日は、牛すね肉をじっくり煮込んだビーフシチューと、みずみずしいトマトのみじん切りはいかがでしょうか。薬食同源の考え方を、毎日の家庭料理に取り入れてみましょう。

牛すね肉のビーフシチュー
ごろっとした牛すね肉、にんじん、じゃがいもを使う温かな一皿です。以下は写真をもとにした家庭で再現しやすいレシピ例です。実際のご家庭の材料・調味料の分量とは異なる場合があります。
材料(3〜4人分の目安)
- 牛すね肉 約450g
- 玉ねぎ 約250g
- にんじん 約250g
- じゃがいも 約300g
- デミグラスソースまたはビーフシチュールウ 製品の表示に合わせた量
- 水・赤ワイン(お好みで) 使用するソースやルウに合わせて調整
- 炒め油・塩・こしょう・パセリ 適量
作り方

- 牛すね肉を焼く。 大きめに切り、軽く塩・こしょうをして、鍋で表面に焼き色を付けます。
- 玉ねぎと煮込む。 玉ねぎを炒め、牛肉と水・お好みで赤ワインを加え、弱火で肉が柔らかくなるまで約2〜3時間を目安に煮込みます。水分が減ったら適宜補います。
- 野菜を加える。 大きめに切ったにんじんとじゃがいもを加え、火が通るまで煮ます。
- 味を整える。 デミグラスソースまたはルウを加え、表示に従って溶かし、とろみがつくまで煮込みます。刻んだパセリを添えます。
※鍋・肉の大きさによって加熱時間は変わります。牛肉は十分に火を通し、料理を保存する際は速やかに冷まして冷蔵してください。
トマトのみじん切り
材料:トマト2〜3個(3〜4人分の目安)。お好みで少量のオリーブオイル、こしょう、ハーブなど。
作り方:洗ったトマトを細かく刻み、そのまま器に盛ります。お好みで味を調えます。濃厚なシチューの箸休めにもぴったりです。
薬食同源の見方|栄養学と薬膳

牛肉
栄養学では、たんぱく質・鉄・亜鉛・ビタミンB12などの供給源です。
薬膳では、牛肉は伝統的に「甘・温(かん・おん)」とされ、脾(ひ)・胃(い)を養い、気血を補う食材として説明されます。薬膳でいう「脾・胃」は、現代医学の臓器名と完全に同じ意味ではなく、消化・吸収を中心とした働きを表す考え方です。
トマト
栄養学では、ビタミンC、カリウム、リコピンなどを含みます。
薬膳では、トマトは「甘・酸・微寒(かん・さん・びかん)」などとされ、体の潤いを補い、渇きを和らげる食材として説明されます。分類は文献によって異なる場合があります。
温かい煮込み料理と、さっぱりした生野菜を組み合わせながら、体調や季節に合わせて食事を楽しみましょう。
薬膳ことばのミニ解説

五臓の働き:「肝(かん)」は気の巡り、「心(しん)」は精神活動や血の巡り、「脾(ひ)」は消化吸収、「肺(はい)」は呼吸や潤い、「腎(じん)」は成長や水分代謝などに関係すると考えます。これらは東洋医学の機能的な概念です。
五味:甘(かん)は補う、酸(さん)は引き締める、苦(く)は熱をさます、辛(しん)は巡らせる、鹹(かん)は硬いものを軟らげる、という伝統的な見方があります。
※薬膳で説明される性味・帰経・働きは東洋医学の伝統的な考え方であり、食品の医学的な治療効果を意味するものではありません。
我が家の夕食写真

ふくろう薬局の薬食同源レシピ

🌿 いつものごはんが、明日の元気をつくる。
🌿 薬剤師の視点から:漢方・薬膳の知恵で、体質や季節に合わせた養生を。
🍳 栄養士の視点から:いつもの家庭料理に、栄養バランスと健康の工夫を。
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